葉酸 必要量

葉酸の1日の必要量はどのぐらい?

葉酸には、各年齢別の食事摂取基準というものが設定されています。男性と女性にその差はなく、15歳以上では、一日の摂取推奨量が240μgとなっています。妊活中の女性では、プラス400μg、妊娠中の女性ではプラス240μg、授乳中の女性ではプラス100μgとなっています。この基準は、モノグルタミン酸という体内に効率よく吸収できる形の葉酸が基準となっているので、食品に含まれているポリグルタミン酸という形の葉酸では基準値の倍の量が必要量となります。

 

この基準値には、必要量のほかに、上限量というものも定められています。薬と違って、飲みすぎることで危険な状態になってしまうことはありませんが、長期的に上限を超えて摂取した場合、若干の副作用は認められています。その症状はアレルギー反応によく似ていて、発疹やじんましん、かゆみや紅班などです。ごくまれに、むくみや呼吸障害を引き起こすこともあります。

 

サプリメントなら手軽に摂取できますが、妊活中、妊娠中、授乳中(産後)とサプリメントのタイプを分けた方が便利です。なぜなら、サプリメントは一日1粒で必要量が摂取できるように、1粒に400μgの葉酸を含んでいるタイプが多いからです。妊活中はこれでよいのですが、妊娠中は通常の状態で必要な量にプラス240μgでした。授乳中に至っては、プラス100μgです。1粒400μgのサプリメントでは過剰摂取になる恐れがあります。そのため、1粒が100μgから120μgのタイプのサプリメントを購入すれば、ちょうど、必要な量を摂取出来るということになります。また、男性も健康な精子を作るために、葉酸を摂取した方が良いといわれていますが、男性の場合は通常の推奨量である一日あたり240μgで良いのです。二人で一緒に同じサプリメントを、とお考えであれば、含有量の少ないサプリメントの方が便利かもしれませんね。

 

妊娠初期に不足した状態になると、赤ちゃんが先天性異常となってしまうリスクが高くなることが分かっていますし、通常の場合も、欠乏することで貧血を引き起こす恐れのある栄養素ですから、摂取基準値を意識して摂取してみてください。